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日本の統合報告実務の課題、IIRCがとりまとめ

国際統合報告評議会(IIRC)Japan Networkは統合報告実務の課題についてレポートをまとめました。(近日公開)2015年度を中心に2016年の自発的な有志参加者が集まり、討議した画期的な内容と言えましょう。この討議には企業や投資家、研究者が参加し、企業は実務面でどのような課題を感じているのか、投資家が現在の情報開示に対して、どのようなことを感じているのかが、まとめられています。課題の中には世界共通のフレームワークにかかわる課題から、日本固有の課題まで様々あることが討議された結果、浮き彫りになっていますが、後者に関しては、日本では急なダブルコードの導入に伴い、副作用として、相互の中で、不信感を持った情報開示や対話が今もって続いている点が指摘できましょう。対話における企業は企業のロジック、投資家は投資家のロジックがあることを認めたうえで、正と負の真の対話を重ねていく土壌が日本にあるのではないかと改めてこの報告書から感じとることができたと言えましょう。国際統合報告フレームワークのグローバルな野望は続いていますが、日本独自の統合報告のあり方を提唱できる日もそう遠くもないかもありません。充実化していくための日本での今後の議論の場を継続的に開いていただくよう、IIRC並びに日本事務局には期待したいところです。

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