セイコーグループ株式会社|統合報告書2025
# 制作実績
2025.11.25
PROJECT
セイコーグループ株式会社 統合報告書2025
OUTLINE
セイコーグループ株式会社様は、「東洋の時計王」と呼ばれた服部金太郎氏によって創業された服部時計店を前身とする世界的時計メーカーです。1894年に銀座4丁目交差点角地に設置された時計塔(現・SEIKO HOUSE)は、銀座のシンボルとして現在も親しまれています。
1969年には世界初のクオーツウオッチ「クオーツ アストロン」を発売するなど、創業以来、数多くの「世界初」「日本初」を世に送り出してきました。2017年には日本文化を代表する高級腕時計である「グランドセイコー」を独立ブランド化し、世界での存在感を高めています。
また、時計部品から派生した技術の応用により、水晶発振器用IC、医療向け酸化銀電池等、「世界の細部をつくるデバイス」で、デジタルエコノミーにおける成長市場(車載・医療・産業)への積極的な展開を行うほか、時計生産管理技術を応用したタイムスタンプや時刻同期など、お客様起点のソリューションを提供する「システムのセイコー」としても、ブランドの確立に注力しています。
POINT
2025年版統合報告書では、中期経営ビジョンとして掲げる「ソリューションカンパニー」およびグループ10年ビジョン達成に向けた道筋や戦略を「Brand」「Technology」「Solutions」の視点で紐解きながら、持続的成長を支えるセイコーグループ独自の強みを具体的な事例とともに紹介しています。
さらに、企業成長を支える3つのドメイン(事業)別戦略や、サステナビリティ・人的資本・ブランディングといった非財務分野の戦略について、グループ社員の皆様からのメッセージとともに掲載し、「セイコーグループならではの価値創造」が伝わる構成としました。
・「セイコーらしさ」にこだわった価値創造ストーリー
1881年の創業以来、積み重ねてきた信頼や技術力、お客様視点・おもてなしの心など、セイコーグループ様ならではの価値創造の源泉をテキストとビジュアルの両面から訴求し、独自の価値創造モデルへと展開しています。中期経営計画やグループ10年ビジョン、SEIKO GROUP PURPOSEとの関係性がシンプルかつ分かりやすく伝わる表現を目指しました。


・多様な事業の可能性を発信
代表的な事業である「ウオッチ」や「和光」事業だけでなく、電子デバイスや精密デバイス、ハードウェア&ソフトウェアソリューションビジネスなど、セイコーグループ様が展開する多様な事業を具体的な事例とともに紹介しています。各戦略ページには、担当部門社員の皆様からのメッセージも掲載することで、より分かりやすく、実感を伴って読んでいただける内容となっています。










































































