第一生命ホールディングス株式会社 | 人的資本レポート2025
PROJECT
第一生命ホールディングス株式会社 人的資本レポート2025
OUTLINE
第一生命ホールディングス株式会社様は、1902年に日本で最初の相互会社として創業した、120年以上の歴史を持つ保険グループです。2010年に株式会社化・上場を果たし、2016年には持株会社体制へ移行するなど、時代の変化に対応しながら変革を遂げてきました。現在は日本国内での複数のブランド展開に加え、北米・アジアパシフィックを中心に海外事業を強化しています。創業期より生命保険業を中核事業として成長してきましたが、現在は伝統的な生命保険以外へも事業領域の拡大を加速させ、「保険サービス業」への進化に向けて「国内保障事業」「資産形成・承継事業」「海外生保事業」「新規事業」の4つの事業を展開し、「一生涯のパートナー」として、世界中の人々のWell-being実現に幅広く貢献しています。
2030年度に時価総額10兆円を達成することを目標に掲げ、「グローバルトップティアに伍する保険グループ」「日本の保険業界の未来を先導する存在」となるために、従来の延長線上にない非連続な成長の実現を目指して、既存事業の深化と新領域の探索を進めています。
POINT
2030年度に目指す姿を実現するためには、変革と挑戦を実践していくことが不可欠であり、その原動力となるのは約6万人のグループ社員です。
人的資本レポート2025では、「企業風土変革」をキーワードとし、人財戦略の6つの柱に基づく各種施策を紹介しています。多様性に富んだ世界中の社員がモチベーション高く積極的にチャレンジしていくことのできる企業風土を醸成することによって、経営戦略の実現確度を高めることが、企業価値向上に資することを訴求しました。
全体のストーリーラインを分かりやすくするため、「OUR STORY」の章において、人財戦略と事業戦略や経営戦略との連動を軸として、企業の目指す姿とそれを実現するための道筋を示し、続く「STRATEGY」の章では、各種施策の詳細を説明する構成にしました。
また、特集「キャリア採用者座談会」では、積極的なキャリア採用を通じた人財ポートフォリオの多様化を背景として、職場の臨場感を読者に届けることを意識しました。多様なバックグラウンドを持つ社員に、キャリア採用者のフォローアップ体制、社員目線での企業風土やキャリア形成をしていく上での環境などについて語っていただきました。変革と挑戦のマインドが経営層だけでなく社員にも浸透し、グループ一体となって目指す姿に向かっていることを感じられる内容となっています。
デザインに関しては、変革と挑戦、グローバルや未来への期待感といったコンセプトをテーマに、多様性を想起させるマルチカラーをベースとし、シンプルかつ読みやすさを重視しました。
