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超小型株投資の魅力

多くの機関投資家は、時価総額50億円以下の超小型株投資を行うことが極めて難しい。何百億、何千億という巨大なポートフォリオを運用する彼らは、極めて小さな金額しか投資できない超小型株投資に躊躇する。また、実際投資をしても、巨大なポートフォリオではほとんどパフォーマンスに影響を与えることはなく、また流動性のリスクも存在する。その結果、機関投資家のポートフォリオマネージャーやアナリストは、超小型株の調査をすることは極めて少ない。たとえ、そこに宝の山があると感じていても、経済的理由からリサーチをすることは稀である。
機関投資家が興味を示さなければ、証券会社のアナリストもこうした超小型株をカバーすることはない。言い換えると、超小型株の株価は、その企業の実態と乖離している可能性が高く、調査をすることによって割安な企業を見つけることができる。その恩恵を得られるのは、個人投資家である。多くの個人投資家の場合、自己資金は小額であるため、投資対象企業の規模はまったく問題はなく、流動性のリスクもあまり気にする必要はない。
一方、証券会社もカバーしない超小型株と個人投資家を結びつける場は、極めて限られているのが現状である。もちろん、独立系の調査機関等がウェブページにいくつかの超小型株を紹介しているのもあるが、その数はまだ限られている。また、多くの個人投資家も、機関投資家と同じように、大型株に注力していることも一因となっている。超小型株は、市場に認知されるまでは株価の上昇が期待できないため、短期志向の個人投資家には向かない。しかし、長期投資の観点からは、こうした超小型株投資が望ましいように思われる。10年単位の資産形成を考える個人であれば、こうした超小型化株への長期投資は魅力的である。こうした、個人の超小型株への投資が増えてくれば、将来の成長企業の資金調達が容易になり、さらには日本の成長企業の増加が期待される。

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